E41 5教科をスポーツに例えてみました。英語以外も実技??
「英語は実技」と言いますが、英語に限らず、各教科をスポーツに例えてみました。
英語: 水球
そもそも泳げないと(単語・文法を知らないと?)プレーできない。ただし、水中という負荷がかかっているだけに、初中級レベルでは、国語ほどの深い読みは求められない。一定のレベルまで到達しないと、日本語と異なり自由にコトバを操れないため、水中での「もどかしさ」が、いっそうツラく感じる!?
国語: ハンドボール
英語が水球ならば、地上と空中で行われるため、運動神経がよければ思う存分、身体(思考)を働かせることがデキる。はじめから深い読みやディスカッションが可能!
数学: 弓道
一つの解答に向けて心を集中させる。作法に則って、無心に的(まと)に挑む。ヒラメキが求められる点で精神修養が必要!?
理科: 新体操
実験や図解などでビジュアル的に理解するため。
『理科ねっとわーく』で、多くの良質な画像・動画資料が無償で提供されていたことは画期的。見た目が華やか??
地歴公民: バレーボール、ドッジボール
身近で馴染がある。特に歴史は人気が高い? 誰にでも「取っ付きやすい」という点で。
以上、最も的を射ている例えはどれでしょうか??
いずれにしても、自分の担当教科の目線(視点)だけで、他の教科を語るのは禁物!? この文章自体!?(笑)
E42 TV番組企画!? 『料理の鉄人』ならぬ『授業の鉄人』!
1990年代に、フジテレビで『料理の鉄人』という番組がありました。
毎週、有名料理人が招かれ、毎回、異なる食材を、制限時間のなかで腕を振るって調理しました。そして、最後に審査員によって勝敗がつけられるといった趣向でした。
和洋中という異なる分野であるにもかかわらず共通の食材をめぐって、しかも、一流中の一流であっても優劣をつけられるという、料理をエンターテインメント化した番組だったと記憶しています。
ならば、「料理」だけでなく「授業」でもデキるのではと考え、以下に提案します。
『授業の鉄人』!
1.食材ならぬ教材:
例えば英語ならば、文法項目(不定詞、関係詞、等々)、リーディングスキル、実際の入試問題、単語の覚え方、などなどで対決!
2.対決する出演者:
塾・予備校対決ならば、S台 vs K合塾 vs T進? Sックス vs N能研 vs Wアカ?
学校対決ならば、これから評判を高めたいと考える新興勢力? また、個人エントリー有りの道場破り的教員??
審査員:
林修先生や、田尻悟郎先生、和田秀樹先生、等々、全国的にお馴染みの方々や、腕利きの教育関係者の方たち。
4.世の中?に与える影響:
世間では、受験、塾選び、学校選び、授業内容への関心は高く、古くは『平成教育委員会』(フジテレビ)の人気、
最近では、出身大学別でチームを組むクイズ番組流行りなどを考えても視聴者にウケます!?
そして、何より、授業の指導法に関して、多くの教員・保護者・教育関係者が、
番組を通して、そのスキル・知識・経験をシェアできることが、日本の教育界を、(たとえ一時であるかもしれませんが)、
少なからず前に進めることができる気がします。
最後に・・・。
授業指導のエンターテインメント化です! 業界のどなたか、ぜひともお考えいただけないでしょうか?
そして、もし実現したら、「仮定法」の食材(教材)にでも、出演させていただければ幸いです。(笑)
E43 「先生! なぜ、単語と文法を勉強するんですか?」 「それはね・・・」
「それはね・・・。
単語は、レゴブロックの一つひとつみたいなものだね。たくさんブロックがあれば、
それだけ、いろいろなものが作れるよね。さまざまな色や形のブロックがあれば、さらに表現の幅が広がるね。
そして、
文法は、組立ガイドみたいなものだね。どんな順番に組み合わせていくのが効率的でキレイか分かれば、
何を作ったか見た人にも分かりやすいよね。」
以上、これホント?(笑)
E44 (英語の)授業は料理だ! <第4弾:「指導案を載せるのもクックパッド」編>
下には、これまでの「(英語の)授業は料理だ!」シリーズ(第1弾~第3弾)を再録しましたが、
日本全国の英語教員のアイディアをシェアするために、
日本最大の料理レシピサービス「クックパッド」に便乗させていただくことを提案します!?(笑)
晴れて実現すれば、ホームページには、次の項目が追加されます。
「みんなの指導案」、「プロ中のプロの指導案」、「授業動画」、「話題の指導案」、
「プレミアム指導案」、「指導案ランキング」、「殿堂入り授業」、「専門家厳選授業」、等々。
検索機能も充実させたいところです。
「人気順検索」、「配当時間検索」、「アクティビティ種類検索」、「難易度検索」、
「4技能別検索」、「リーディングスキル別検索」、「文法項目検索」、等々。
既存の優れたWEBサイトもあると思いますが、寡聞にして知らないため、
「授業=料理」ということでCOOKPADとコラボです!(再笑)
E45 「裸の王様」と戦う方法 ~入試問題英文より~
小さな男の子だけでなく、みんなが気づいているのを確認して、同時に声をあげましょう!
エイッ、エイッ、オーッッ!
東京大学 [前期] 2016年度(前期日程)に、"The Emperor's New Clothes" が出てきます。
http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/16/t01-11p.pdf
(p. 4) 二つ目の段落。そして、(p. 5) いちばん下の d) の英文です。
E46 「ABO式血液型」より「IRLC(アイアールエルシー)式教員型」(笑)
ABO式血液型では、日本人の4割はA型、3割はO型、2割はB型、1割はAB型と言われます。
さて、私が考案したIRLC(アイアールエルシー)式教員型では、
IL型、IC型、RC型、RL型は、それぞれ何割でしょうか?(笑)
E47 英検の英文、教室清掃の隠された(?)意義
「7分間の奇跡」と世界中で称賛されるのは新幹線の清掃員の方たちです。
清掃は、家庭においても社会全体においても、たいへん貴重で尊い仕事です。
学校も同様です。生徒自らが校舎を清掃するのは、世界的に見れば珍しいことかもしれませんが、
それが私たちの公共心を大いに涵養しているのは事実だと思います。
もちろん、学校での清掃指導が、「掃除のための掃除」であってはいけません。
教員たるもの清掃の意義について多くを語れることも必要です。
ちなみに、「あそこの学校は、勉強はホドホドにして掃除ばかりしている」と言われるならば、
単に将来の清掃スタッフを養成しているような印象を与えているようなものです。
清掃のもつ意義を説き、もちろん、学習にも掃除と同様に力を入れるべきです。
以前、私のブログで、童話に絡めて清掃の心構えを説きました。
「村の花見」<「教室掃除」<「校歌斉唱」< 「地球温暖化」(ホームルームの話材)
http://ameblo.jp/evening-walker/entry-12227279030.html
そして、前置きが長くなりましたが、本日は、英検の出題文に関連させて掃除の大切さをご紹介します。
その英文では、学力向上のために、家庭教師の力では大きな変化は期待できないが、
一方で、教室の環境を改善することには一定の効果があると述べています。
具体的には、教室のレイアウト・壁の色よりも、日当たり・室温・空気清浄が与える影響力を述べていました。
清掃のことを直接述べているわけではありませんが、快適な生活環境が学習に与える影響の大きさは無視できません。
英検準1級 2016年度 第2回 (p. 6) 大問2 "Education: What works?"
http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/pdf/201602/2016-2-1ji-p1kyu.pdf
「7分間の奇跡」は新幹線の乗客への、
教室の清掃は学問の世界へ自らを誘う生徒たち自身への「おもてなし」になるのでしょうか。
E48 英語スピーチ教材としてだけでなく・・・
英語スピーチの教材としてだけでなく、いよいよ、ますます、オバマ・ロスです。
□ インタビューで、仮定法過去完了を学ぶ
"... if I had run again and articulated it,
I think I could've mobilized a majority of the American people to rally behind it."
□ スピーチで、ディベートのターン・アラウンドを学ぶ
“America is already great,” insisted Obama as he inverted Trump’s central theme ...
https://www.theguardian.com/us-news/2016/jul/28/obama-hillary-clinton-convention-speech-trump
E49 英語教師に必須のPCスキル <サウンド編集 & 動画編集 編>
■ 私が使用しているソフトウェア
サウンド編集ソフト: Audacity
動画編集ソフト: VideoStudio X9
■ サウンド編集したものを使用する場面
単に定期試験・入学試験等のリスニング問題作成だけでなく、
ホームルーム教室や、コンピュータ教室(LL教室)で使用する音声教材の作成・加工に役立てます。
■ 編集によって作成する教材
1.音声変化(Liaison, Reductionなど)を重点的に扱った教材
2.トラックを細かく区切った教材(オーバーラッピングやシャドーイングに加えて
ディクテーションでも授業で扱い易いように)
3.同じ英文であってもWPMをいくつかの段階に分けた教材
■ 作成した教材を使用する手順
単元の導入時には、Listeningによる大意の把握に使用され(論説文であれば、
原因・結果、比較、目的・手段等の段落同士の、もしくは、
段落内での関係・構成をdiscourse markerに注目しながら)
その後のReadingによって内容がさらに正確にInputされたあとには、
オーバーラッピング・シャドーウィングによるIntakeに使われます。
(その際、コンピュータ教室またはLL教室で個人ごとに音声を繰り返し聴くことによる音読で、
<発音><意味><文字>を頭の中で強く結び付けます)。
■ 動画編集ソフトの出番
単元の最後に、critical thinkingを通して、さまざまなアクティビティーによるOutputを行う際には、
それをビデオ撮影・編集して発表者自身にフィードバックするだけでなく、
周囲の生徒、また、後輩にあたる翌年度以降の生徒たちの映像資料として役立てます。
これは、文章では表現・再現できないコツやカンも含めた表現力・スキルを伝える試みを励行するためです。
授業・特別活動などを撮影した動画資料の制作・活用に努めるとともに、
特に、映像の反転授業での活用が期待されることを考えますと、
今以上に、サウンド編集と動画編集のスキルが必要とされると考えます。
※ Microsoft Wordの裏ワザ・早ワザの動画を作成したことがあります。ご覧いただければ幸いです。
裏ワザ!早ワザ!Wordで語順整序問題作成! 英語教師、ウォーカーと歩く!PC編 No 1
<第2弾> 裏ワザ!早ワザ!Wordで【穴埋め問題】作成 英語教師、ウォーカーと歩く!
E50 (英語の)授業は料理だ! <第3弾: はじめての料理 編>
以前、下記WEBサイトに「授業は料理」だと書きました。
今日は、はじめての料理で知っておくべき、基本的な食材・調理器具に関する用語をまとめました。(笑)
■ 語彙 ■
◇ 暗記を助ける「語源」(語根・接尾辞・接頭辞)
◇ 未知の語の意味を推測るために活用する「コンテクスト」(文脈)
◇ 熟語の暗記を助ける"Nexus"
■ 文法・構文 ■
◇ 機能的な相違の理解を含む「後置修飾」(前置詞句、to不定詞、関係詞節など)
◇ 文法を大掴みするための「準動詞の共通点」(意味上の主語、否定語の位置、時制)
◇ 構文の暗記を助ける"Nexus"
◇ 文法用語を勝手にチェンジ!
(例1)「関係代名詞」→「接続代名詞」、「関係副詞」→「接続副詞」
(例2)「過去分詞」→「受動態か完了に機能が分かれる詞(ことば)」
(例3)「不定詞」→「人称や時制によって定められず(不)の詞(ことば)」
(例4)「分詞」→『形容(詞)動詞』、等々
■ 英文解釈 ■
◇ "WPM"測定
◇ 「パラグラフ・リーディング」 ("Topic Sentence," "Supporting Sentence," "Concluding Sentence")
◇ 文章の流れ(風向き)を見極める「コンテクスト」
◇ 段落同士、もしくは、段落内での関係・構成を知るための「ディスコース・マーカー」(discourse marker)
◇ 問題に解答するときに活用する「スキャニング」と「スキミング」
◇ 読解スピードのアップを図るための「音読」(「オーバーラッピング」や「シャドーイング」含)
※音読で、<発音><意味><文字>を頭の中で強く結び付けます
■ リスニング ■
◇ 野球に例えるならば、スピードボールだけでなく変化球にも対応するために理解する「音声変化」(Liaison, Reductionなど)
◇ 話せない単語は聴けない! 耳を鍛えるためにも「音読」(「オーバーラッピング」や「シャドーイング」含)
※音読で、<発音><意味><文字>を頭の中で強く結び付けます
◇ リスニング力だけでなく、語彙力・文法力・情報処理力も測る「ディクテーション」
■ 英作文 ■
◇ インプット・インテイクが基本! 「暗写」
◇ 守破離の「破」の取っ掛かりとなる「英借文」&「英借文章」
◇ さまざまな試験でのライティング導入にも備えて「パラグラフ・ライティング」
■ スピーキング ■
◇ 「音読」(「オーバーラッピング」や「シャドーイング」含)
※音読で、<発音><意味><文字>を頭の中で強く結び付けます。
サッカー元日本代表監督イビチャ・オシム氏は「走って、走って、走れ」と言ったそうです。
英語学習では、リスニング力だけでなく他の3技能も高めるために「声に出して、読んで、読んで、読め」となります。





英語教育 = 英語学習
■ No. 41 - No. 50 ■
授業で使うアクティビティー、テスト作成の裏技、
英語学習者の一人として励行していること、英語教育観、等々、
これまでに考案・実践・考察してきたものを、随時、掲載しています。
※ まだまだ作成の途上ですが、お読みいただければ幸いです。
※ スマートフォンまたはiPad では、PDFファイルやイラストはページ下方に表示されるかもしれません。
何卒、ご了承ください。