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E51    教科書「で」教えるためにも、

教員は資格・検定試験にチャレンジすべし!??

1年のうち数回でも資格・検定試験を受けに行けば、

誰しも、日頃の授業で教える「焦点」・「力点」が変わるのではないでしょうか。

そうなれば、より汎用的で、応用の効く、広い視野を持った授業内容を常に意識することになります。

もちろん、教える4技能(読む・聞く・話す・書く)のバランスは変化して、

あわせて、4技能の統合方法が、ますます工夫されるようになります。

 

※ご存知のように、2020年度からの大学入試改革では民間試験活用が基本です。

E52   試験範囲を教え始めるときには

既に定期試験を作り終えていること!

コペルニクス的転回<第2弾>

ティーチング・ポイントがテスティング・ポイントになるように、日頃の授業で教えたことを試験前にまとめて、定期試験を作るという話はよく耳にします。

しかし、定期試験をあらかじめ作り終えてから、新しい単元や試験範囲を始めるようにすることには次のようなメリットがあると考えます。

 

■ 出題問題や出題の意図が分かっているため、日頃の授業のティーチング・ポイントが明確になる。

■ 同じ科目を複数の教員で教えている場合、足並みを揃え易い。

■ 定期試験の出題内容が分かっているので、ペーパー試験に直接結びつかない新しい教授法を試すのにも、心理的な余裕がある。

 

たとえば、パラグラフ・リーディングや、パラグラフ・ライティングが出題されると最初から決まっていれば、日頃の授業も、どのくらい細部にこだわればいいか、そのサジ加減が分かるので、ディスコース・マーカーや英文の要約指導により多くの時間が割ける。また、そうなると、進度にあくせくせずにペア(グループ)・ワークも実施しやすい。

 

前の定期試験の採点が終わる頃には、次の定期試験問題が完成しているのです。これもまた、大げさに言えば「コペルニクス的転回」ではないでしょうか?(笑)

 

E53   "President of the Divided States of America"

TIME's Person of the Year 2016

DSA!? DSA!?

E54   <第2弾> 裏ワザ!早ワザ!Wordで【穴埋め問題】作成

英語教師、ウォーカーと歩く!

<第2弾!> 裏ワザ!早ワザ!Wordで【穴埋め問題】作成!」という動画を作成してみました。

前作「順整序問題作成」とあわせてご覧いただければ幸いです。

https://youtu.be/SnIOvhRQssg

 

 

E55   裏ワザ!早ワザ!Wordで語順整序問題作成! 

英語教師、ウォーカーと歩く!PC編 No 1

裏ワザ!早ワザ!Wordで語順整序問題作成!」という動画を作成してみました。ご覧いただければ幸いです。

https://youtu.be/BFqSubNuaf0

E56   若手とベテランのシナジー効果! 似顔絵: ヴォルテール>

「穏やかでいいですね」と、たまに褒められますが、素直に喜べないのは・・・

 

"What most persons consider as virtue after the age of forty is simply a loss of energy." - Voltaire
「大抵の人が美徳だと思うものは40歳を過ぎれば気力の喪失に過ぎない」 - ヴォルテール 

 

英語教育においては、まだまだ若手に劣らずギラギラしているつもりです。

若手教員の空回りも辞さない「情熱」と、年配教員の安定し過ぎた「経験」を、自分のなかでも、職場でも融合したい!

 

E57   持っていれば、試したくなる!

「あんたは何のために、ここ(大坂城)にやってきた?」「俺は己(おのれ)の力を試してみたかった。それだけだ。」「正直言って、俺は籠城だろうが何だろうが、まったくこだわらん。」「今の俺の腕が戦場でどれだけ通じるか、それを見極める。だからここに来た。」

 

司馬遼太郎さんの小説では、私が知るかぎり、真田信繁、後藤基次、長宗我部盛親にくらべて記述が少なく影の薄い存在でした(覚えているのは、安芸の毛利家とは血縁関係にないということぐらい)。しかし、「真田丸」の終盤にきて、俄然、存在感を発揮しているキャラクター登場です!

E58   教えないことも仕事! You Go, Girl!

<似顔絵: マララ・ユスフザイさん>

男女平等の度合いを指数化した世界経済フォーラム(WEF)の2016年版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本の順位は144カ国のうち111位でした。

 

思い出すのはマララ・ユスフザイのお父さんのお話です。

People ask me, what special is in my mentorship which has made Malala

so bold and so courageous and so vocal and poised?

I tell them, don't ask me what I did. Ask me what I did not do.

I did not clip her wings, and that's all.

https://www.ted.com/talks/ziauddin_yousafzai_my_daughter_malala?language=en

 

優れた間接疑問文の例文です! そして、教師たるもの、教えないことも仕事です!

You go, girl!

 

E59   中等教育の真髄!

「外発的な動機づけ」から「内発的な動機づけ」へ

中等教育の真髄とは、「外」から「内」、つまり「外発的な動機づけ」から「内発的な動機づけ」への変化を促すべく、全精力を傾けるということです。

教員生活の前半は、鍛錬すること、型にはめることに心を奪われていたように思います。

しかし、その指導では、短期的には一応の成果を得られているようでも、長い目でみれば持てる力を十分に引き出せてはいないと感じることが多々ありました。

その後、私なりに試行錯誤を繰り返し、徐々に、しかし、はっきりと、内なる「やる気」へ働きかける手法に手ごたえを感じてきました。

授業、生活指導、特別活動などで、実感を以て、肌で掴んだものが、上記の「内発的動機づけ」です。

 

内発的動機、言いかえれば、自主性は、それが、能動的であるがゆえに、受け身な姿勢では得られない大きな成長の可能性と喜びを秘めています。

それは、外からの刺激がなくなれば萎えてしまう外発的な動機とは異なり、無限で無尽蔵な力になりうるものだと考えます。

稚拙な例えかもしれませんが、自ら光を発する太陽と、その光を反射する月との違いと言えるかもしれません。

月も趣のある美しいものですが、教室の中に、50個近くの太陽があることを想像することは、たいへん愉快なことです。

 

生徒の反応が「じれったい」、また、「危なっかしい」と感じても、自主性を真に涵養するために、

忍耐強く向かい合うことを大切にします。

 

 

E60   その水は、冷たいのか? 温かいのか?

You can lead a horse to water

You can lead a horse to water, but you cannot make it drink.

「馬を水辺まで連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」

 

飲まぬなら、飲ませてみせよう・・・

 

You can lead a horse INTO water, AND you CAN make it drink.

この場合、教える方も水に浸かっているのでしょうか?(笑)

英語教育 = 英語学習

■ No. 51 -  No. 60 ■

授業で使うアクティビティー、テスト作成の裏技、
英語学習者の一人として励行していること、英語教育観、等々、
これまでに考案・実践・考察してきたものを、随時、掲載しています。

 

※ まだまだ作成の途上ですが、お読みいただければ幸いです。

※ スマートフォンまたはiPad では、PDFファイルやイラストはページ下方に表示されるかもしれません。

  何卒、ご了承ください。

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