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H11   「異文化コミュニケーション」、「多様性」、そして「ディベート」

~ 異質なものに寛容であるために ~ 

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1時間の講話でした。

右(下)のスライドショーは、当日使用したPowerPoint の抜粋です。

「異なる」とは? 「同じ」とは? 「賢明な判断」をするためには?

以上のテーマで話をしました。 

 

 ↓ 左上「異文化コミュニケーション・・・」の画像をクリックしてください。スライドショーでご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

H12 これからの「お金」の話をしよう

~ 「選挙権の話」付き ~

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普段は「いい人」なのに、一たび、これを手に入れると、

本性が出てしまったり、人格がにじみ出たり、馬脚を露わしてしまうものは何でしょうか?

いろいろな答えが思いつくと思いますが、答えの一つは「お金」です。

 

クリスマス、お正月が近いので、大きなお金を手にする機会がある年末・年始に向けて、

今日は、「お金」の話をします。

 

大金を持ったら身を持ち崩す人もいますが、

そのようなことの決してなかった、あるアメリカの大富豪の話から始めます。

その富豪が、莫大な財産を投じてでも買いたいものは何かと尋ねられたとき、

何と答えたと思いますか ・・・?

彼は、『ハックルベリーフィンの冒険』を読む前の状態に戻りたい」と言ったそうです。

マーク・トウェインの『ハックルベリーフィン』で感じた興奮、感動、気分の高揚を、

あらためて味わいたいということだったのでしょうか。それも、まっさらな心の状態から。

現在、私たちは「朝の読書」を続けています。

もし、皆さんが、これまでの人生で、まだ、これぞという一冊に出合っていなければ、

この大富豪が羨むような状態、まさに、priceless な状態です。

読書は、たいへん「豊か」な楽しみと言えます。「朝の読書」を充実させましょう。

 

以上は、個人のお金の話でしたが、

スケールを大きくして、国、国家レベルではどうでしょうか?

経済再生と、財政の健全化が叫ばれて久しい日本ですが、

国内総生産(GDP)で見ると、世界第3位の大金持ちの国です。

そのお金や税金の使い途を問う選挙は来週日曜日、

近いうちに選挙権をもつ皆さんも、

「品格」あるお金の使い方について考える必要があります。

では、いったい、どこに投資をするのか、または、お金をつかうべきなのでしょうか?

答えは、この場所、学校にあります。

ウィンストン・チャーチルは、「赤ん坊にミルクを飲ませるほど大切な投資はない」という主旨のことを言ったそうです。

答えとなるお金の使い途は「皆さん」なんですね。そして、皆さんが学ぶ「学校」なんですね。

18歳から11歳の皆さんは、遠からず選挙権を持ちます。

日本、国際社会、未来のために、この年の瀬、お金の使い途、

して、一票の使いみちを考えてくれることを希望します。

 

 

H13 大学は「釣り鐘」

~ みんなは「撞木(しゅもく)」 ~

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大学の規模は大きく、その全体像はなかなか掴めません。

大学も、それを承知しているのか、シンボリックな建物をつくったり、

テレビに出ている著名人を招いたり、また、

今朝のNHKニュースによれば、さまざまな特色のある学生寮を建てるわけです。

 

しかし、ハード面も重要ですが、やはり、大切なのは、あくまでソフトの面です。

 

大学も、大きな釣り鐘のようなものです。

大きく撞(つ)けば大きく鳴り、小さく撞けば小さく鳴ります。

自分の意欲・興味・関心という撞木(しゅもく:釣り鐘を突く棒)で、

大学という釣り鐘を大きく撞いてみてください。

大きく撞けば、大きな何かが返ってきます。小さく撞けば、ほどほどのものしか返ってきません。

要は、自分次第です。能動的に学生生活を送ってほしいと願います。

 

※ 釣り鐘の話は、西郷隆盛を評した坂本竜馬の逸話を拝借しました。

 

 

H14   卒業生に ①

~ 「終わりの始まり」でも「始まりの終わり」でもない時 ~ 

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 「卒業式」を和英辞典で引くと commencement とあります。

逆に、この commencement を英和辞典で調べてみると、「開始、始め」と書かれています。

いったい、学校生活の終わりにある卒業式に、なぜ始まりを表す言葉が使われているのでしょうか。

それは、みなさんも察しがつくとおり、卒業が新しい生活の始まりを意味するからです。

 多少の紆余曲折があって卒業する場合、卒業式は、ようやくたどり着いた終点でしょうか。

それとも、新しい門出となる出発点でしょうか。

または、いまさら、卒業も何もあったものではなく、始まりでも終わりでもどちらでもないという感想をもっているのでしょうか。

 

 数十年前に封切られた映画で、北野武監督の『キッズ・リターン』という作品がありました。

ストーリーは、高校時代の友人同士が2人とも、

卒業後に別々の世界で、若さゆえに大きな挫折を経験します。

そのような2人が、高校の校庭に戻ってきて、自転車の二人乗りをしながら交わすラストシーンのセリフが次のものです。

 

 「マーちゃん、オレ達もう終わっちゃったのかなあ?」

 「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」 

 (このあと2人は、とてもいい表情をします!)

 

 もう、十分「いい歳」になった私も、「もう歳かな?」と感じるとき自分に言い聞かせます。

 「まだ始まっちゃいない・・・」

 

 

H15 新しい空間

~ チャイムのない世界とは ~

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チャイムが鳴らない学校があります。そこでは、みんなが、時計を見て、自ら判断して行動します。

この「チャイム」は、何かの象徴のような気がします。

私たちに「チャイム」は必要でしょうか。

「チャイム」がない世界は、どのようなものでしょうか。

一緒に、それを見るのが楽しみです。

 

H16 進路選択とアントニオ猪木

~ 決め球を腕を振り切って投げ切る ~

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コンクールの課題曲として、何を選ぶか?

いろいろな配球で投球を組み立てた後、決め球に何を投げるのか?

 

 

進路も「選択」するものです。

文系・理系、A大学・B大学、経済学部・商学部、・・・。

二者択一がつきものですが、極論すれば、人生も二択の連続です。

 

「隣の芝生は青い」

Xを選んだらYが、Yを選んだらXが良く見えるものです。

この状況を抜け出すには、選んだ道で結果を出すしかありません。

結果が、自らの選択が間違いでなかったことを納得させることもあります。

 

アントニオ猪木氏が引退時に引用した言葉を、違う文脈で引用します。

「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せばその一足(ひとあし)が道となり その一足が道となる 

迷わず行けよ 行けばわかるさ」

 

選ぶ、迷わない、迷わないからこそ結果が出る、結果が出ているからこそ迷わない・・・。

「いち、にの、さん、ダーッ!」

 

 

H17 「音楽の力」

~ 文化祭のライブの後で ~

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私が手をかざして、「動けーッ」と、いくら力んでも、誰も、何も動かすことはできませんが、

みんなは、指の先で軽く弦をはじくだけで、ドラムの前で軽く腕を振りまわすだけで、

周りにいる人の身体と心を動かし、躍らせます。

音楽は、念力(?)以上の力があるのです。

演奏に関しては、まだまだ伸びしろが大きいので、

楽しみながら腕を上げながら練習に励んでください。

そうしてまた、周囲の人たちの身体と心を大きく動かして、揺さぶってください。

さらには、もっと大きく社会を動かして、

最終的には世界平和を実現しましょう。by ジョン・レノン???

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この続きは、下記のブログにも掲載しています。ご覧いただければ幸いです。

http://ameblo.jp/evening-walker/themeentrylist-10036386364.html

 

ホームルームの話材

No. 11 - No. 20

 

朝から力を入れて取り組んできました。

 

※ まだまだ作成の途上ですが、お読みいただければ幸いです。

※ スマートフォンまたはipad では、PDFファイルやイラストはページ下方に表示されるかもしれません。 何卒ご了承ください。

3-11-20

 

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